池袋ウエストゲートパーク
- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/07/10
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- 作者: 石田衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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でもとりあえず、衣良作品ということで手を出してみた。かなりマコトの一人称なためか他の作品と大分違う!ハードボイルドなのはイメージからかけ離れてはいなかった。 以前「IWGPってどうなの?」と姉に聞いた時にドラマを見た私の印象とはまるで違って、それで興味を持って読むに至ったんだけども、うん、良い意味で期待を裏切られたし、うーんやっぱりなあ、という部分もあった。
けれど良い。かなり好きだ。 一冊丸々ごとの話ではなく、短編集だったのもちょっと驚き。その話によって好き嫌いも分かれるかんじだ。2巻の表題作でもある「少年計数機」すごくすきだ!それでようやく気がついたけど、私、衣良さんが描く少年というものがすっごおおおおく好きなんだ。生々しいくらいのナイーブさとかがすごく!
2巻の「水のなかの目」も長めでボリュームがあって、どうなるんだろってぞくぞくする感じとかどんでん返しとか、もうほんとに息を飲むほど。 あと1巻のほうの、「オアシスの恋人」は、少年達と組んで作戦を展開していくのが、わくわくとゲームを楽しんでるようですごく楽しい。「エキサイタブルボーイ」はちょっと切なくてほろりとするし、なにより最後の和範がすんごくよかった!
かなりどれもこれも好きかもしれん。(笑) しかしどの作品、というよりも、私はシュンとケンジとラジオと後に和範が加わる、ボーイズが出てくるとかなりうきうきする。みんな心底楽しそうだからだ。シュンはドラマでは山Pがやってた子だけど、どーしても少年の山Pで脳内変換されてしまう。それは致し方ない。好みだったから!(笑)
それにしてもタカシ(Gボーイズのキング)がかっこよすぎるよどうしよう!!!出てくる度にどきどきするわ。これも事前に姉から聞いていたけどドラマとはぜんんんんんぜん違うんだよなキャラが。隙がなく頭の良いクールで無口で一切無駄がない、孤高のボス、というかんじ。スーツできめちゃうような。ぜんぜん・・・ドラマとは違うね。笑
手元には4巻まで。はまぞう入れる時に知ったけど7巻まであるのか・・・そんなにあったとは!>< 楽しみが先まであって嬉しい。どんどん読もうっと。