endless SHOCK

感想とかいろいろ。ネタバレ多く含むのでたたみます。






チケ来た時にも書いてたんですが2階最前でした。せり出しがわりと広いので見やすいかっつーたらそうでもなかったり・・。(予想よりね) でも中央に近い方でもあったのでフライングがすごくすごく見えて、フライングってこんなに綺麗だったんだなあと初めて感嘆。降り立った光一さんのあの顔は忘れない。陰影の美しさだとかその目だとかがすごく、凛としていて溜息が漏れた。座長のオーラは凄まじいものがある。体験できて幸せだ。そして毎度思うことだがこんなに美しく飛ぶ人を私は知らない。すごく大変なことだ、と聞いてはいるけど本当に気もちよさそうに飛ぶんだもの。飛んでみたい!と思うほどに。
さて全体的な感想ですが、いやあ、一部キャストが変わるだけでこんなにも印象が変わるんだなあと改めて。いつもライバル役は変わっていくけど、それだけでもかなりカンパニーの空気が変わるのに(ムードメーカーなポジションだしね)、今回はもうひとつの重要な役どころ、以前までずっと一人の人がやり続けてあまりにもイメージが定着していたキャラクターががらりと変更になっていたからね、これは本当に大きかった。
やらっちはあたし、はじめ聞いたとき「大丈夫かなあ・・?」といろんな意味で不安だったんだよね。彼の実力はそりゃ培われ裏付けられているけれども、あの役というものにはどうなのか、って。彼の場合もイメージがまるきり「コウイチ派」というかんじで固定化されていたし。それがいきなり謀反?今までのを払拭できるのかなあって。まあ、安易な不安といったらそうなんですが。けれど杞憂だったかな、そういう不安を超えたところまでいってた。なんというか、うまくいえないけど、今までそうしてコウイチの元でずっと過ごして(?)きていたからこそその「ライバル視」というものに説得力が生まれていて、だんだん昇ってここまできたんだなあ、というような想像を掻き立てられる、裏づけにすらなってた。キャラクターそのもののイメージというものはまた別なんだけども。(それに関してはちょっと物足りない感はあった。だがそれは単に印象の問題ってだけなんだけどね。今までがやはりそれなりのビッグネームを使ってきた役どころだから、イメージ的な力不足感はややある。) 技術的な面に関しては、声もよく通るしカツゼツもよく、ミュージカル的演技はうまいなあと思った。ただ私の好みの問題かもしれないけど、彼のダンスは何をやらせてもヒップホップ的なダンスからは抜け出せていなくて、すっと背筋を立てて欲しいところでそれができない、という歯がゆさはあった。(和風な舞いのあたりでそれを強く感じた)私自身自覚はあるんだけど、常に背筋をぴんと伸ばしきっちりと振りを丁寧にやるようなダンスが好きだから、というだけかもしれないけど。こういった好みの問題というのは案外根が深くて、うまいへた、の前にきてしまうから厄介だ。やらっちが様々なダンスを使い分けられるようになったらすんごくいいかもしんない、とうっすら思った。 いやしかしやらっち自身というのはほんとに良いなーと、「かわいい弟」的なキュートさがあり、嫌味もなく、見ていて楽しいというのは持ち味なんだなと。しゃかりきにがんばっている、という感じもとても良い。こちらも素直に「ああっ!がんばれ!」と思ってしまうしね。
そして今回一番興味のあった大倉くんですが、これが予想以上によかった。いや予想というほどなんも予想してないんだけどwていうかよくしらなくて想像のしようもなかったんだけどw アッキーのこゆ〜いイメージの着きまくってるオーナー役ですが、これは逆にあまりにも違うからかすんなり受け入れられた。多少たどたどしいのはむしろ愛嬌。ちょっと天然でちょっとダメで、母性本能をくすぐるようなかわいさがあり、ぐいぐい前進していくプレイヤー達とは少し違うオーナーとしての悩みや葛藤などもあり、でもそれにも若者らしさが出ていて、存在としてもすごく良いものだった。若きオーナー、という役に良く合っていた。彼のかもし出す空気も嫌味がないので、するっと気持ちよく受け入れられて。いやほんと、すんごくよかった!というか、かなり好きになった・・! オーナー役そのものには元々ダンスの部分ってあまりなかったと思うんだけど、それでも彼って一体どんなダンスする子なんだろう・・?と不安だったんですが、それこそ予想外によかったのでびっくりした。すらりとした長身を持つ人というのはそれだけで才能なのかもなあとも思わされた。ダンス自体は総合的に言えば可もなく不可もなくですが。・・いやそれがよく考えるとすごいのよ。後半になると群舞が多くなってしかもそこの2番手あたりにほぼ彼はいるんだけど、その中で「可もなく不可もない」って・・すごくないか?ミュージカル経験ってあまりないよね?しかもこんな、観る人の目も肥えているよーな高レベルな群舞だとかって。そんなのっていきなりやらせても、こればっかりはきっと無理だと思ってたんだよ。でもちゃんと入ってるんだよ・・!全然拍がズレないの。すごく正確。やっぱりリズム感がいいのかしら。振りも丁寧にきっちりやってる。手もぴんと伸ばしてキレイ。踊り子さん、というほどのダンス技術はない思うんだけど、でもきっとすんごく練習したんだろうなあ、ついていこうと、このカンパニーの群舞や空気を壊さぬよう、役を勤められるよう、努力したんだろうなあ、というのがばしばしと感じられて、あたしゃちょっと感動してしまったよ。 ストーリー的にも随所に彼の人の良さやかわゆさが感じられて、みてるとこっちもにこにこしてしまう。ずっと目で追ってたいなあ、と思わされてしまうほどに。  ・・・でもひとつ言わせて!これ・・こればっかりはほんと大変申し訳ないとしか言えないんだけど・・・ どんなシリアスなシーンでも、独白とか涙しながら搾り出したように叫んでいても、なんというか、叫び方がちょっと・・・語尾とかオ○マっぽくて・・_| ̄|〇内股だし!><それで何度か絶対笑っちゃいけないような場面で吹き出すのを堪えてしまったよ・・(T▽T)本当に申し訳ない!!!_| ̄|〇_| ̄|〇なんか独特なんだよ叫び方が・・!(T▽T)(T▽T)・・そんで続けて叫ぶようなシーンでやらっちが引きずられてるのか、叫び方がうつってたもん!><・・いやーそこも決して笑うシーンじゃないんですけど・・にやけてしまった_| ̄|〇あああほんとごめん_| ̄|〇でもそんなとこも含めてとても楽しめました。(フォローになってねえええ)
えーそれからMADおにいちゃんズですね。いやもおおーーーほんっとに!!お元気そうで!!それだけでおねいさんほころんじゃいますたよ!!OPでそれで泣きそうってどんだけ・・!_| ̄|〇 今回ほんとに全体観てたので(むしろ目がいっぱいほしかったああ)、かなりMADに注目して観劇してしまいました。いやもお・・。とにかくあのこたちが笑顔で踊っていたらあたしはそれだけで幸せです。この世の平和がそこにある・・!(´;ω;`)  彼らについては色々書きたいこともあるんですが、とりあえず一番キたのは「Why don't you〜」のやらっちとのダンスの時にね、開演後初めてスイッチがガーーーン!!!と入る瞬間を見ました。えええー!これもう2幕!!かなり中盤!!そこでー!?となんだかおかしかったw突然、ほんと突然いきなり命が吹き込まれたかのよーにどかーん!とスイッチ入るんだもの。おもしろすぎるよwwああもうMADさんたちすきすぎるwwみんなだいすきだあー>< ああもうまいらぶ☆MATSUZAKIをみよーとわくわくして行ったのに、こっしーもたつみくんもかわゆすぎるんだものおおおおお!!!!うえーーーん!!><。。。福田くんとかダンス一番あたし好みだしさー><わーん><
あとリカ。うーん・・あたし初めてしょっくにおいてリカがダメでした。地味すぎる・・!一般人のようだ・・。影も薄いし説得力もない・・。そして顔も好みでない・・。印象としてもこんなに薄いリカは初めてです。演技も・・・・・でちょっと・・_| ̄|〇 なんだかやらっちがリカを好きっていう説得力がまるでなかったよ。そらコウイチもリカに振り向かないよね、という説得力だけはあったよ。むう・・。ちょっとそれが残念なところでした。ちなみに今までのリカ役で一番好きだったのが一昨年の方かなあ。小さくて細くてかわゆくて演技も歌もダンスもうまかった・・!そしてあったかい空気でカンパニーを包んでるような気さえしたよ。・・役どころとして色々難しいかもしれませんが(まわり男しかいないしね)、なんとか・・なるといいなと思いました。
・・・と、既にこんなに長くなってるよ・・。光一さんについてふれてないー(T▽T) いったんあげ。