World's Wing 翼 Premium 2007 in大阪松竹座

ようやくできました・・ あまりに長すぎるレポ&感想です。いくらなんでもこんな長いの初めて書いた・・・
レポートのようなもの(1部のみ)と感想を全部書いてみました。あまりにあまりなかんじだし読みづらいし分かりづらいし、なんですけどいろいろ勘弁してくださ・・_| ̄|〇 いたたたたた・・・
興味と時間(苦笑)のある方のみどうぞ。


全体の感想は8月に観た直後に書いたものがあります。→全体の感想

overture
ゆっくりと暗転していき、風の音。「Welcome to, Tsubasa Imai...」低い声が響き渡る。イントロのベース音に合わせ破壊音と照明が連動し鼓動する。イントロ終わりでガッ!と舞台後方からの強い光、何もないだだっ広い黒い床の中心に佇む翼さんのシルエットが浮かび上がる。微動だにせぬまま舞台がせり上がり、下からはバックダンサー達が、その後ろに高く台の上に翼さんが、静から動へと移っていく。
全身黒でラメは入っているものの、かなりハードな印象のロングコート。前方を睨みつけながら、ビシッ、バシッ、という音すら聞こえそうなほどの力強い動き、型の応酬。床を殴りつける振りなども。 いつのまにか台は下降しサラな床に戻る。前方へ移動し真下からの噴出す冷気に包まれる。放射状にずらりと並ぶバック達、その真ん中を歩み先頭につき、全員がガッと足を開きながらザッザッ・・と前進してくる。一分の隙も許されない張り詰めた空気の中、それはまさに圧巻である。 バックを従え踊りながらもまた聴こえてくる低い声。いつのまにか誰もいなくなり、中心に佇む翼さんがまたバックライトに照らされる。 一瞬暗転後、耳馴染みのイントロ音が鳴り、次へ移行していく。

初日、登場の時の衝撃や感動は忘れられない。「ほんと逆光好きね!笑」と思った部分もあるんだけど。笑 あの仁王立ちのシルエットが浮かび上がる様はほんとにキレイでスキ! 壇上でがっしがっしと踊る時の、床を殴るフリが、実は初っ端にガーーン!!と受けた衝撃だった。ただ殴るだけじゃないの、勢いよく殴るんだけど殴った後の腕の戻しがゆっくりなの。それがとても力強いのに丁寧で正直ゾクッとした。その時の顔の角度とかも。この瞬間がまた見たい・・・何度見てもゾクゾクする。 それから下に降りてきてからのバックを従えたダンスもまた圧巻だった。ここでは本当に全体がぴたりと揃ってくる。全員で足をがっと開いたままザッザッてにじり寄ってくる様は、カッコイイ通り越して、怖い(笑) んでもその怖さがたまんないっすよむっちゃ睨みつけながら迫ってくるんだもん・・!まじで「ギャーーー!!!!!!」ってなりましたよ(もちろん心の中で) ところでダンスと関係ないけど毎回つい注目してしまったのが、冷気が下から噴射されるところの場所確認のとこ!笑 すでに穴が開いててそこに歩み寄って跨ぐんだけど、ふつうに歩いてきて一瞬下向いて足の位置確認、ちゃんと跨いでポジション取ったらガッ!と前方を向き直る、というこの一連の動作が合理的で職人を感じた!(なんだそりゃ)いやあ一分の隙もないね!(T▽T) しかしなんというかM心をびしばしと刺激するオープニングだったな・・・(´∀`*)ニンマリ

GO ON
コートの前をあけ股をがっと開き、瞬間で「歌い踊る今井翼」のスイッチが入る。無機的で、ある意味自我を殺した印象であった先程までの顔つきから、全身ひっくるめてぶわっとそれに変化していく様が面白い。しかしオープニングからの硬質な空気の流れを決して壊さず、圧倒的な存在感と力強さでまた、踊る。 耳慣れたこの曲、振付もほぼ以前と同じではあるのだが、手はビシリと指先までも力が入り、重心がどんどん下方へ移っていった足元は力強く床を蹴っていて、また新たな進化をした翼ダンスの片鱗を垣間見れるように思う。

振り付け、サビ後半部分だけが前のと同じだったように思う。前のと、ってコレ結構様変わりしてると思うけど・・・えっとあのバタバタダンス!久々にあれみた!ジタバタしてるのになんであのひとがやるとあんなにきまるんだろう・・・_| ̄|〇 でもこれも思ったな、やっぱり踊り方変わったなって。このオープニングの雰囲気のせいかもと思うけど、ほんとにびっしばっし力が入りまくってて、全身力んでるかんじ。なんというか、以前のほうが「ダンスを大きく!」感があった。今はちょっと違う。すっっっごい力が入ってるかんじ。うまく言えないけど・・・滑らかさはちょっと減った気がする。トメが半端なく強いかんじかな。特に感じたのはこの曲のサビ終盤の「縛られない〜」のとこで、右手を胸のあたりからすとんと落とすところ、あるじゃないすか、あそこって結構「トン・ストン」ってかんじの落としていく、一瞬の止めから滑らかにすべらせていく緩急がかなりツボだったんだけど・・・だいぶ硬質になってしまっていて、個人的にはちょっと残念^^; それと引き換えにか、以前よりずっと末端まで通った「踊りの意識」というか「魅せることを意識された感」が尋常じゃなくてクラクラします・・・

World Wing Night
暗転。先程とは打って変わった軽快でリズミカルなドラムの音。光が戻るとそこには背後に横長の白い階段、その上には羽ばたく大きな赤い翼のオブジェ。コートを脱ぎステージの中心に立つその姿、仕草はまさにこの公演における「座長」であることを強く印象づける。バックも従え、光に溢れた舞台の中心で歌い踊る、本公演のテーマ曲。ザ・ショウタイム!と言わんばかりの、華やかさのあるメロディに乗せて「♪世界の果てを見てみないか?今すぐ...」と問いかけるような歌詞。適度に力の抜けた心地良いダンス、バックとともに楽しそうに動く中、大量の紙吹雪が舞う。同じ空気を共有しているという感覚に引き込まれていく。

ミュージカル〜〜〜!!ってかんじの一曲。これかなりすきです!すごい好み!!さっきまでの、見ているこっちまで「ぐぐぐっ」と力が入ってしまうような空気からぱあああっ!と変わってすごく華やかな印象。ふうっ、と一息ついて、軽やかなダンスを楽しんでいるかんじで、こちらもなんだかうきうきする。バックと縦に直線に並んで交互な振り付けをするところとか、すっごくよかったなあ。適度に力が抜けていると自然に緩急がついてて、見ていてとても気持ちいい。 あとやっぱ「Just get it on〜」のところ(歌詞間違ってるかも)で身体を傾けながら腕を真横に伸ばしていくあのフリ!!!すごくキレイだった・・・。この公演における大いなるツボのひとつです。笑  あと!!そうそうそのフリの直後に、身体を戻した瞬間に「トン」と一瞬つま先をつく感じのあれってクセなのかな!?さっと微妙に下向き加減で足を戻してぱっと向き直るあの一瞬の一連の動作がすっごーーーーーくツボで、あのさりげなさがたまらなくって。ここだけじゃなく、要所要所でもやっていた気がする。無意識に感覚をチェンジさせているのかな。すっげーー細かいけどあれは毎回楽しみにしてしまうほどのツボでした。笑

オープニングトーク
一度暗転しスポットライトを浴びつつ大量の汗を拭っています・・・  花道へと移動し曲紹介をしてから暗転、イントロ。

MCレポをできる自信は皆無ですっ!!!(いばりっ) ・・・記憶力の逞しい他所様のブログへどうぞ・・・_| ̄|〇

十六夜物語
花道の一部がせり上がり、そこに立つ翼さんをやわらかく包んでいく光と音。ダンスというダンスではないものの、曲の流れを汲み、詞の一つ一つをじんわりと感じさせる仕草、表情、歌。ゆったりと流れるメロディに乗るように動く腕や指先が、とてもしなやかで思わず溜息が漏れる。ワンコーラスを歌い上げ、去っていった後のステージにはまだ続く十六夜物語の世界。薄暗いライティングの中白い布をひらひらとなびかせながら舞う二人、背景にある布のカーテンの隙間を縫うように踊る一人の影。残像のように増えていく同じ衣装を纏ったバックダンサー達。美しい幻影を観ているような錯覚に襲われる。終盤、薄暗い舞台上を行き交う大量の人間達、それが全て過ぎ去った後ライトがフェードアウトしていき、何もない真っ黒な床の上に一人、背を向き佇む人物へと真上からのスポットライトが照らす。完全なる静寂の中に浮かび上がるその姿に、思わず息を飲む。

ほんとに毎回気になっていたんだけど本人「十六夜」としか言わないんですけどこれって「十六夜物語」だよね!?・・あまりに毎回自然に言うからタイトル変わったのかと思うくらい(T▽T)  いやしかしさっきまでのゆるいMCの雰囲気から、緩やかに落とされていく照明と共に、取り巻く空気がすうっと変化していく様がとても美しかった。赤いタンクなのがもったいないくらいに所作が繊細で、うっとりと見つめてしまう・・・。 はじめに手をかざすところから、物語に入り込んでいってるという表情から、立ち居姿から、なにもかもが美しい・・・。身体中に玉のように吹き出している汗さえも装飾のように煌いている。 わあ・・・なんだろうこのひとほんとに・・_| ̄|〇 神々しい・・・    ハケたあとのバックの演出とかもすんごく好きだった!言葉ではうまく説明できないよねあの演出・・・図を描けばいっぱつなんだけど;; その演出の中で一番すきだったのは、終盤のほうの、5つあいたその布の隙間に順番に同じポージングをしていくところ、かな。ゆらりゆらりと照明が移っていって、最後には違うポーズをした5人がぱっと映ってまた消える・・・という演出がすごく。きれいだった・・。社長ちっくだなーとは思ったけど、いいものはいい!わりとそういうベタっつーか曲に合わせたああいう演出はツボだったりする。

フラメンコ
薄暗闇の中、静かに奏でられるギターが上品にやわらかく空気を包み込む。予兆。ゆっくり回転してくる舞台の上で微動だにせずにいる全身からは、強く張り詰めた緊張の糸が見えそうなほどの、気迫。内側から感じられるポテンシャルが強く何かを予感させる。・・・そこからゆっくり一歩、また一歩と足を踏み出してゆく。背筋をぴんと伸ばし、つま先、指の先に至るまで全てに神経を通わせているような、丁寧な仕草のひとつひとつ。その細かい所作、また、全身を大きく使うダイナミックな動作、そのすべてで「何か」を表現しようとしている。丁寧に細かく踏み出すステップ、しゃがみ込み苦悩の表情を浮かべ、やりきれなさを吐き出すように地を叩く。そこから立ち上がり徐々に加速のついてゆく全身。それと共に背後のスクリーン浮かび上がる、彼の分身であるひとつの大きな「影」。力強く地を蹴り、大きく腕を広げ手をひらりひらりと舞わせ、連続するターン、一度ついたその勢いに乗せて流れを止めず、尻上がりにあがってゆくテンション、全てを放出し最後の瞬間まで一分の隙もない、情熱が迸るような舞。ボルテージが最高潮に達したところで、全てを放出しきったように終わりを迎える。  言葉で何かを伝えるわけでもない、ただただ一心不乱に踊り続ける無言の舞の中には溢れんばかりの「表現」があり、彼の伝えたい、感じてもらいたい「何か」を、こちら側に余すところなく投げかけていたように思う。

暗闇でスタンバイしている背中からどうしてもどうしても見つめてしまう演目。そこからもうぴたりと後ろ向きに立って動かない。十六夜の最後にパッとスポットが当たり現れるその瞬間が、もう本当に「・・・・っ!!!」と息の飲んでしまう。薄青いスポットライトが白いシャツを透かすかのように見せていて、その背中のラインや陰影を美しく浮き上がらせていて。  内容については・・・もうなんと言ったらいいかわからない。思いの全てが詰め込まれたような、生々しくダイレクトに放出されるものを受け止めるのが精一杯で、涙が滲んでくる。このひとの内側にあるこんなに熱いものって何なんだろう、どんなことを思い、考えて踊っているんだろう、と、いつもいつも見ながら考えていた。あんなに素のまま、シンプルを極めたようなステージと衣装で、身ひとつであそこに立って踊りだけで伝えようとするなんてのは、ある意味職業アイドルとしてはとんでもないことだとは思う。そういう意味ではあえて真逆を行っているのかもと。怖くないのかな、いや怖くないわけはないよね。何のごまかしもきかない真剣勝負だものね。 翼さんのフラメンコは、今ある自分と正面から向き合って、ごまかしも嘘もない、等身大の自分を、できうる最大限の力でみせてくれたんだなって、本当に感じられた。これは素直に感動する、というと陳腐極まりないのだけど、だめだ、太刀打ちできないもの。あんなにまで出し尽くしてる人の前では何もかも洗い流されてしまう気がする。 職業アイドルのひとが、職人ダンサーを追及しているな、と身をもって体感した瞬間だった。 どうかたくさんの人にこれを是非生で、味わってみてほしいと心底思った。ジャニーズ侮れないな・・なんて、今更客観的に思ったりもして。あたしが言うのも変だけどさ。  ・・・このひとジャニのダンスの歴史を変えるかもしれないな・・・

アンダルシアに憧れて
再度訪れた暗闇から、耳慣れたギターのイントロ。乾いた風がステージ上の床を這ってゆく。新たに紫のコートを羽織り、羽根つきの黒いハットを被り、暗闇の中から現れる。 静かなイントロに合わせてゆったりと、しかし指先までも駆使した美しい仕草。 フラメンコからのスパニッシュな空気感を引き継いだまま、今度は歌の世界を表現していく。伝統深いこの曲だが、また新たなコリオグラフィーで展開されている。ほの暗く、赤いライティング。背後は赤くはためく大きな布で、炎の壁のようになっている。力強い手の振り・身体のくねりに合わせコートの裾をひらめかせ、足をがっと開いて重心を落とし、仁王立ち。黒スーツに身を包んだバックダンサーを従える。 力強い踊りの中にも、要所要所で大人の男の色気すら感じさせる熱っぽい仕草や、こちらがハッとするような表情なども垣間見える。バックダンサーとの隊形移動や絡み、また、「コンクリートにキスを〜」の場面では、投げキスのように手のひらで拾いそのまま跪いて地に手を伸べる、というような表現も。 ひとつのストーリーが繰り広げられていたかのような感覚の余韻を残し、また静かに暗闇に包まれていく。

フラメンコからの空気を壊さずに引き継いだまま入っていくこの感じがすっごくよかった!ある意味同じ系統のこの曲を、しかもあんなに濃ゆいフラメンコの直後にもってきてそれを損なわないというのも凄い。ダンスは全く違うんだけども! すごくキレが良く、はっきりとしたポージングが目立つ。振付はまた新しいもので。めっちゃ「今井翼のアンダルシア」な味が出ていた。昨年のソロコンでもやっていたけれどまた別な振付で。私は今年の方が好みだったな。昨年のは翼さんが振付けたと言っていたっけ?ストーリー色が濃く振付は若干シンプルだった印象がある。今年のはストーリー色は昨年よりも薄いが(でもしっかりあるの!)振付に派手さがあって、それで好みなのかも。長めのジャケットの前を掴んで開いたり閉じたりするところがすごく印象に残ってる。小道具使いってツボにはまるわ。キスのところもすごくセクシーだった・・。セクシーというか「男の色気」が垣間見える感じ。モロ出しじゃない色気がすきだ・・!! ライティングもわりと凝っていて全体的にも見ごたえがありました。

N.Y〜Pride♂the END
先程までの空気から一変、ステージ上に表れたるは緩やかな弧状に配置された階段状のセット。少々コミカルなイントロに乗せてたくさんのスポットライトが回転しながら舞台を彩る。バックダンサー達の名が一人一人、英語調で紹介されながら登場してくる。トリにて「Tsubasa Imai...!」と呼ばれながらスポットを一身に浴びて登場。白のスリーピース(細いストライプあり)に白いハット。立ちポーズを決めている。そのままステージ前方へと歩み寄り、放射状に連なるバックダンサーの隊列。ドン・ドン・ドンドン、と小気味良いリズムのドラムが鳴り、それに合わせてヴォーギング。そしてバックを従えての、あの半円を描くステップが繰り返される。 ドラムのリズムは保たれたまま、ステッキを受け取ってのダンス。二人のバックダンサーと共にステッキを軽く遊ばせる。ベンチに座り新聞を読み、隣同士とアドリブで絡んでいたり、回り舞台上の階段のセットでは、少年の紙袋にドル札を入れてあげると大量にお札が吹き出す、などコミカルな演出も多々。回り舞台ではその特性を生かしたシーンの転換で、様々なニューヨークの場面での小芝居やダンスが展開されている。  たくさんの少年たちと賑やかに騒いでいた雰囲気がいつのまにか消え、舞台上にはひとつのベンチと街灯。そこには全く同じ格好をした少年が一人立ち、向かい合った瞬間に突然音楽が鳴り止む。
静かなイントロから始まるPride♂the ENDジャズVer.。曲が鳴り出すと、鏡に映したようなシンメトリーなダンスが始まる。軽快なリズムに乗せて、今井翼ダンスの醍醐味とも言えるパキパキっとしたキメや、肘・膝の角度までもキレイに計算された仕草が見ていてとても心地よい。拍の狂わないタイミングでパキっと止まったかと思うと、そこから流れるような緩やかさで次へと移行していく。また、スナップフィンガーでの手首の動かし方など、とても細かい動きや仕草にもいちいち目を奪われる。ぴんとしたスーツ、寸分違わない動作、ハットの下から覗く目、見得の切り方、それぞれが相まってか、潔癖でステイックな印象が強く残る。  シンメトリーな二人のダンスは、途中間奏部分にて引き離され、各々が違う場所で踊り、また戻って対になっていく。最後はイントロと同じステップを踏み、背中合わせになりながらザッと前方を向き直り、スポットライトから暗転。再度暗闇に包まれる。

こ、これねえ、実はすっっっっごい好きで!!この公演中で一番ツボったかも。 セットは、説明が難しいんだけどスタジオ時代の少クラの階段状のセットといえば分かりやすいかな・・倶楽部の王様やったときのやつ!あれをもっと小さくしたかんじのやつ。笑 まあセットのことはべつにいいんだけど。  登場してきてヴォーギングするあたりから私、ずがーーーん!!とスイッチが入った。それまでもすごく集中して観てたんだけど、毎度毎度ここでやっとぶわああああっとのめりこんだ気がする。笑 うん、ほんと、好みのジャストミートなんだわ・・_| ̄|〇 翼さんのヴォーギング・スリーピース・足で半円を描く振り・放射状に並んで迫ってくる演出んでもってあのクラシカルな雰囲気でしょぉ・・。あたしがステージを見る中でほんと最上級にすきな演出が全部詰め込まれていていっぺんにやられた。堕ちた。 あのドラムのリズム聞くだけで血が煮え立つくらい!!ギャング風なのも良い!!(´∀`)   全体の流れはほんと、SHOCKのワールドツアーとかにすごく似ていて、ああ社長演出!ってかんじ。笑 こーゆうの嫌いじゃない・・というか好き!(>▽<)ここはほんとミュージカルのようだった。ってかミュージカルだった。笑
で、ぷらいど〜。お、おなじ!23→24コンと95%は同じ!!振付!! はじまりの、N.Yの曲がぴたっ、と止まって始まる演出も、ハッ!として良い。 シンメで踊る子、背は低いけどすごくがんばってたね。翼さんと並んで同じ振付ってどれだけ大変だっただろう。かなり勇気いるとおもうよ。すっごいやりがいあると思うけど!ちゃんと振り入ってたしほんと頑張ってたとおもう!  いやしかし23→24のぷらいどじえんどが本当にオーバーラップするっつーかそのものだしねっつーか。見比べるとわかる。ダンスの変化が。そのへんは以前語ったのでそちらに。→■

Shiny Tune
後方のせり上がった舞台上で歌い上げる、ミディアムバラード。実は、本公演始まってようやく初めての「歌」のみのステージである。翼さん曰く「宇宙をテーマにした愛の曲」(意訳)。 衣装もそのままに、ヘッドセットマイクにて歌う。マイクを使わず「歌うのみ」というものはなかなか珍しいのかもしれない。曲の世界を表現しようと腕を広げ、手をかざし、また表情にも情感が表れている。 曲のアクセントになる部分ではつい身体もなんとなく動いてしまうのか、ダンスではないがちょっとした仕草や、ポージングでもはっとする部分もある。 歌では、星へと祈りを捧げるような、幻想的な詩の世界を歌い上げている。  歌い終えると、曲が続いている中照明が落ち、姿を消す。曲が終わり、またまっさらで何もない舞台に戻っていく。

歌のみ!!うん、たしかに翼さん、ダンスや歌やトークで、って事前に言ってたもんね。歌だけのがあってもおかしくないね。ソロコンみたいだなーとも思ったけど、ヘッドセットだけで歌うというのがほんとに珍しいし、手を差し伸べたり広げたりしながら歌っているのって翼さんでは初めて観たかもしんない。ずーーっとみてると正直「手やりすぎ!w」と思わないでもなかったけど。笑 気になりだすととまんないじゃないすか。笑  あとこの歌が宇宙をテーマにうんちゃら、と言っていたのを聞いて「え宇宙!?飛びすぎwwWing飛びすぎww」と思ったのも事実だ(爆) 世界じゃねえええwww (ごめん真剣だよね) 歌詞がちゃんと知りたいです。

アフリカ〜EDGE
薄暗いステージ上にざわざわと集まってくるたくさんの人影。ジャングルを連想させるようなエフェクト。中央には二人の少年が戯れるように踊り、それを取り囲むような人間の群れ。どこかの民族衣装のような、布や装飾でじゃらじゃらとした衣装を身に纏い、這い回るようにうごめく。そして背後から一段と派手な衣服をまとう人物が現れる。太く長い棒を持ち、仁王立ちしながら「ダンッ!」と振り下ろした瞬間ぴんと空気が張り詰め、有無を言わさぬ支配者が降臨したかのようですらある。長棒を大きく回転させ、横に持ちながらざざっとステップを踏む。しなる筋肉。突然の変調。棒を投げ渡し、リズムに合わせ激しく踊る。床を這う。 いつの間にか背後に現れている巨大な櫓。多くの人間たちが踊り、打ち鳴らし、戯れている。その隙間を縫うように櫓の中に進入していく。ポールに掴まりぐるりと回ったり、ロープを持って大きく揺れたり、動物のように上へ上へと登っていく。頂上に辿り着くとそこにはセットされたドラムが。
ドン・・!!!!と大きく打ち鳴らすと、静寂。ぴん、と張り詰めた空気。そこからゆっくりとひとつひとつ、音を打ち鳴らしていく。静寂の中に少しずつ作り上げられていくリズム。いくつものドラムを交互に叩きながら徐々にリズムに乗っていく。ひときわ大きく、勢いよく叩くと突然入り込んでくる盛大なメロディ。EDGE。櫓を取り囲みながら派手にざわめきたつ周囲。それに乗せて歌い始める。ドラムを叩く、叩く、叩く。加速がついていくボルテージ。最高潮に達し終焉を迎える。しばしの余韻の後、更に続いていくリズムと共に幕が降りていく。

はじまりからの効果音だとか、這いながらうごめきながら出てくるバックだとかがミュージカルのひとつの演目のようで「おおおっ!」と思った。翼さん登場までの流れもすごく。出てきた瞬間にまわりがぴたっと各々ポージングしてるところが結構好きだったんだけど、後半なくなったような・・? 棒ダンスよかった・・!!(やっぱり小道具フェチ)横に持ってバッバッて傾けながら出してくるところがすっごいツボで!!・・うまくいえないけど。ああいうダンスっていうか仕草がなんかもう・・はまる。。 途中から変調してがしがし踊りだすとこもよかったなあ。バック皆同じ動きしてて、衣装も派手でフリンジがはためきながら踊ってたりして。 櫓に登っていくのはなんか、ジャングルジム登っていくみたいな?アスレチックというか。でも翼さんポールを回ったりするところがバックの子たちよりもすっごく小さくて「こ、こわいのかな・・」なんて思ってしまった(苦笑) まあ変に勢いついて落ちて怪我でもされたらもっとやだから、うん、いいとおもう・・・(甘) 櫓を登ったり降りたりが、こう、隙間を縫っていくから「無駄な遠回り!合理的にいこうぜ!w」とか思ってしまうつまんないA型。(演出ですから)
ドラムパフォーマンスは、8日からは脱いだんだよね!うう!腰!!!!!!!!(おちつk) 体中に吹き出してる汗がきらきらしてキレイだtt・・・・・・ いえそんな変態なことはいいんです_| ̄|〇  いやあもう超真剣に超思い切りドラムを叩きまくる翼さんは男っぽくて色っぽくてほんとーーにかっこよかったんですが、もう、なんだかもう、かわいくてかわいくてかわいくてかわいくてめちゃんこかわいくて愛しくて悶えました・・・・・・!!!!_| ̄|〇_| ̄|〇_| ̄|〇 うんだからこの感想間違tt(ry) ・・でもだって休憩時間中そればっかり頭にあってニヤけてきてもだもだしたんだもんー!>< ・・・フラメンコの余韻とか吹っ飛ぶくらいにさああああ(´;ω;`) (・・・・・)(だめすぎるってば・・) だめだ、これについては変態的感想しかでてこない。今なら滝沢さんと語り合えるとおもう。超真剣に翼さんの愛らしさについて(真顔)


(休憩25分間)

ここからは感想のみです。
World Wing Night〜Get Down〜Loving Tonight〜World Wing Night
また華やかなこのテーマ曲からはじまる。花道からせり上がって登場してくるんだけど。これがっ!!!黒いシンプルなスーツばんざーーい!!!ヾ(T▽T)ノ ってゆうね。もうあたしこれでずっと歌って踊ってくれたら満足だったと思う、ほんとにこれでいい。ずっとこれでいい。(わかったわかった) せり上がってくる台の下から風が吹いてたりしてぺらりとめくれるスーツの裾が・・・・・・・・・・っっっあああああ_| ̄|〇_| ̄|〇(ぷりけつさいこう)(・・生きててごめんなさい) オープニングともまたちょっと違うアレンジでダンスも違って。この曲にこの衣装はすっごく映える!! そしてそのままげっだん。おとなのげっだん!!うあ、仕草が繊細で色っぽ・・・_| ̄|〇 振付は従来のものと同じだったかな。でも「おーべいべ〜」が上がるんじゃなくて下がる音でちょっとくらりとするほど色っぽかった。 その後突然の変調、やたらとテンポの速い音で一瞬なんの曲かと思ったけどキーーーターーーーLTじゃないすか!!!!ぐはあ!!!!すたいるさんで一番すきだった曲・・(曲がね)ま、また観れるとは(T▽T)嬉しい!!! このテンポ速いかんじのアレンジもすごくよくって、げっだんからの繋がりもよくってすげーテンションあがった!しかもこれ突然早いイントロから始まるのにそこからダンスがあって、そこの踊りがめっっxちゃくちゃツボだった・・!!ぱっぱっぱっとかえるポーズと、しならせる腰が・・!!!!!!!!つ、つぼーーーーーっ(´;ω;`) (´;ω;`) (´;ω;`)  軽い感じでステップ踏んだり、どことなくオサレ〜な雰囲気漂うこのあたりのメドレーは、モロ好みのツボでした。1部と雰囲気も踊り方も全然変わってて、休憩挟まなかったら混乱していたかも。そうだよね、翼さんこういう軽いステップもできるんだよね・・。しかも上品で華麗なかんじでさ。。そして楽しそうに踊ってるところがすごく。イイ・・・!  んでまたテーマ曲で締めていくかんじに。ああこのメドレー一瞬も飽きない。すげー好みだ。。(ところでテーマ曲のタイトル結局どれが正しかったんだろう)

トーク
立ってよし!歌ってよし!踊ってよし!と許可いただいてびっくりしながらも立ったのだったな。ここまではずっと着席。立つ準備ができるのはせかんどふぇいすイントロの数秒間(笑)

2nd Face
フルサイズ(だったよね・・?)のせかんどふぇいす。初日は、翼さんが「ここでキャーってなるんだよね?」と言っていたせいか、腰ぐいーんにものすごい「きゃー!!」の声(笑) い、言ってあげてるんだよね・・?たぶん・・( ̄▽ ̄;(だってそれ以降どんどん声が小さくなっていくんだもんみんなおもしろい・・_| ̄|〇) こういう定番曲を聴くとなんか、すとーんと安心できるせいか、無条件でテンションあがる!だって「まってましたー!」的なところあるし。あたしは腰ぐいーんのとこより、その直後の「in the night〜」で腰に手を這わせていく感じのがめっっっっっちゃツボなんですけど!!!!!!!!うはははははーーー(T▽T) (あ、でもさすがに最前まんまえでみたときはぐいーんはドコみていいか分からず目が泳ぎました・・・・_| ̄|〇 ねえF子さん!?_| ̄|〇)

流れ星
気づけば初ソロコンから毎回やってる曲かあ。きっとお好きなのね。(CDにも入るくらいにね!)私はべつに、なんというか、ふつうです(爆) けれど私のツボでもある翼さんの美声をうっとりと聴ける曲ですしマイクスタンドかこいいですし無問題!ちゃんと最後に流れ星がサーっと落ちていくのも入ってて、雰囲気もすきだな。

SAMURAI
流れ星最後の一番いいところ「祈ってる・・」の途中でにょきにょきっと背後から出てくる櫓がとてつもなく気になりませんかあああ!?な曲(笑) でもってさっきと雰囲気違いすぎてびっくりもする笑  やわらかなライティングからいきなり赤!!で、じゃーじゃじゃじゃっじゃーじゃっ!!ていきなりギターも鳴るしさあ!笑 ・・・でもすき・・(・・・) さむらい自体かなりすきな曲。でもってこれ発売前にこの舞台で聴いたもので、翼さんソロでインプットされてしまったやっかいな曲(え)び、美声・・・!!_| ̄|〇  ロックロックした翼さんもすげーすきなんだよなーあの乱れたかんじがじゅるるるる!(・・・・・・) はいもうすみませ・・_| ̄|〇  大人っぽい黒スーツで乱れて歌う翼さんがさいこうにもえ。もえったらもえ。

トーク
一番長いトークというか、ここがトーク的にはメインだったかな。このあたりでジュニア紹介とか、後半は入ってたりしたんだよね?滝様も来たり。

哀しみのプリンセスへ〜Be Cool
私はこの当時を知りません。映像媒体でしか。だからはじめはついていけなかった。イントロ流れて「きゃあ〜〜!!!」みたいなのにも置いてけぼりで、実は初日にすっごくテンション下がった。致し方ないのはわかってるんだけども。んで、それもあって「敷居高いな〜」と感じてしまったんだよね。やっぱアウェイだ!と。苦笑  それも回数見たらなくなっていったけど。  ・・・・だってこれすんんんんごく好みなんだもの!!!!!!!マネキンの意味はよくわかんないけど好きなんだものー!!イントロでちょっとずつ、テイストの違う曲とダンスをマネキンの前で順番にしていくところがめちゃくちゃ好みだった・・!!あああっ・・ほんとこーやって軽くステップ踏むかんじのはすっげーすきだ。。。(T▽T) Be Coolは私は光一さんで刷り込まれているので他の人のってあまりみたことがないんだった。(でもヒガシ様がオリジナルよね?)翼さんのBe Coolむしろ新鮮でした。笑 なるほどこうやって踊るのね〜と観察モードに。手のひらを返すところがさすがの手つきでした。

Push my way
すたいるさんで初披露された翼さん作の曲。すたいるさんではMADが歌い、松竹座では関ジュが歌いました。大所帯だったなー笑 こうしてどんどん翼ソロにおけるバックに歌い継がせていくのかなあ。でも、いつかは翼さんの歌い踊るこの曲が観たいです。どーんちゅどんちゅべいべっ♪

NEVER EVER
さーーっと引いていく関ジュ達の後ろから颯爽と現れる翼さんがすてき!笑 このときの衣装、白いちょっとハードなロングコートでものすごおーくすたいるさんOPとかぶったんだけど、まさか同じ衣装じゃないよね?パンツとか違ったもんね?しかしオーバーラップしたよぉ。 腕を振り上げてみんなでやるこの曲ですが、ずーっと座って観劇していた余韻なのか会場的にものりのりっ!て風にはあまりなりきれなかった感がありました。バックが中心に集まって一斉に腕振り上げるイメージが強すぎてなんか物足りないのかも!?笑 ねーばーえーーばーー♪のときの腕や手の角度がぴしりとしていてすてきっっっ!!と観てしまっていました。(一緒にやってる場合じゃなくなってる_| ̄|〇)

AXLE〜濡れてRainyday〜DO ME CRAYZY
ぐーーはーーーきたきたきたーーーーーー!!ですよねやっぱあくせるは。この後半にきてフルサイズのあくせる!!血沸き肉踊りますっっ!!イントロのアクセントダンスから完璧だわ・・・。やはりソロではこれがないとっ!と完全に定番化。ファンの中でも一番好まれている曲じゃないかしら。やはり観すぎていて見慣れすぎていて頭の中に完全に振付がインプットされてて、それをなぞるように観てしまうクセがついてしまった・・^^;絶対にあくせるは外せません。 濡れて〜はダンスなしだったかな?この曲個人的にすっっっごい好きな曲なんで、いつかまた、フルサイズで踊り狂うステージを切望しております。 どぅーみーの振付もまた変化してた!なんだあのえっろい腰つきわ!!_| ̄|〇最後にそれきついよ翼さーん_| ̄|〇(すきなくせに) ぐいんぐいん、じゃなくて、ぐうぅぅー・・・ぃーんという感じがタマランですね!目のやり場に困りますね!(´∀`*) この振付もすきだったなー。すたいるさんの時の腕を大きくぶんっ!と回すトコロがだいすきだったけど!!今回のはぱきぱきっとしていてそれでいてぐいぃーー・・んですからねえ(何だ) ・・・どぅーみーを聴くと「おわっちゃう・・」感がつきまとうのがなんとも寂しいんですけどね・・。

約束〜World wing〜
こっちはテーマ曲というよりやっぱりエンディングというか、締めにふさわしい曲でした。作詞が翼さんということで、自分の思っていることや感じていることを素直に歌に詰め込んだ、という感じで。それをこの公演の最後にこちらへむけて放ってくれたことが、嬉しかったです。聴くこちらも、歌詞をかみ締めながら聴いてしまいました。おもわずうるっとなりそうに。いい歌ですね・・・。さむらいのカップリングに入っているので、聴くとすぐにこの光景がぶわっと甦ってきます。
そして最後の挨拶。三方礼をし、まっすぐとこちらを見据えながら、幕が降りていきました。(そして鳴り止まぬカーテンコールに応え、ほとんどの公演で緞帳前に出て再度挨拶をしてくれました。)


*まったくの余談。(私信含む)
以前そんなよーなことは書いたとは思うんですが、いつもの田口翼担の面々と共に入った奇跡の最前列どセンターという時がありました。わたくし、舞台で最前列なんつーものは生まれて初めてでございました。何も遮るもののない、正面にぱああああっとひらけたステージを見たときにびくびくしました。あまりにダイレクトに色々なものが伝わってくるのでいっぱいいっぱいで、ダンスを見に来たはずなのに全く頭に入ってこないし、「いる!生きてる!!」という頭の悪い感想しか出てこず・・_| ̄|〇 あまりに舞台際ギリギリまできて踊るものだから蹴られそうなほど。ほんとに手を伸ばしたら触れられるんじゃないかと思う至近距離。手を伸ばすどころかどんどん退いていく4人(笑) ドMな集団を察知したSっ気満載の翼さんに大層いぢられ(いぢめられ?)たりとか。  終わってからも震えが止まらず、しばし呆然とし、ちょっと落ち着いたら涙がどばどば出ていました・・。   休憩時間の時に、翼ブログでの超大手の人気者Aさん方がお席までいらしてくれて、なんかもういっぱいいっぱいだった私達はよくわかんなくなってて。(すみませんでした・・(T▽T))ネタとして持参されていた、親指に貼る「チ」というシールをくださって「これ出してね!」と。笑 絶対むり!!と思ってたしやる気も全然なかったんですが(すみません!だってむりだもの・・!_| ̄|〇)ふと翼さんが絡んでくれた時に出しましたよ。指(爆死) ど、どうも・・ありがとうございます翼さん・・・・_| ̄|〇わ、わたくしごときにかまってくださり大変恐縮しまくりで・・(ほんとにほんとにほんとに!!!) でもせっかくAさん方がくださった仕込み!!使わねば!どこかで使わねば!><と思っていたのでなんとか果たせてよかったです。ちっちきちー!><。。。 こちらを見ているかわかりませんが、本当にありがとうございました・・・!シールは大事に大事に手帳に貼ってあります!(T▽T)おぼつかない足取りで会場を出たところで、お会いしてくださって、ハグしてくださって、嬉しかったです><。。ほんとにこんなやつですみませ・・!_| ̄|〇 また来月とか来月とか(笑)、機会がありましたらかまってやってください!