天涯の砦

天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)

天涯の砦 (ハヤカワ文庫JA)

近未来、宇宙へ居住することが当たり前になってきた時代、宇宙ステーションの事故により閉じ込められる人たちの話。ああもう・・・好み!好み!こういうジャンル!そしてさすが小川さん・・・薀蓄がいいわー>< ほんとにこういういちいち技術だとかなんとかを説明して論理立てて展開していくのが好き。 宇宙ってことで常に空気だとかの心配をしなければいけないんだけど・・・読みながら自分まで息苦しく(´;ω;`)  最後の設定にはぶっとんだけど、お話は進むほどにぞくぞくしてきて捲る手が止まらなかったなぁ。面白かった! いろんなタイプの人間性と、窮地に陥った時の心理状態などが、怖くもあり面白くもあった。