劇団ZAPPA第13回公演 『猿 mashira 2009』

猿 mashira 2009東京芸術劇場
【焔組】遠藤 亮、押川千賀、斧口智彦 (ニチエンプロダクション)、片柳克敏、川守田政人(東京ギヤマン堂)、喜多史江、神山克己、坂本和代 (BESIDE)、治田知香子、橘 志乃 (株式会社 合力)、都筑大輔、堂前俊匡、橋本 仁、三島冨美子 (劇団ZAPPA)、南 利寛 (劇団ZAPPA)、山形 匠 (ARROWS PRO)、吉本猛士
【両組共通】澤田正俊 (劇団ZAPPA)、矢ヶ崎昌也
http://www.zappa-zappa.com/
http://blog.livedoor.jp/zappa_zappa(ブログが愉快だった笑)

友達が所属している劇団で、いつもDMをくれるので今回も楽しみに観劇に行きました。今回は友達が主役だということでびっくり!!
幕末をテーマにした作品をやる劇団なのですが、今回は池田屋襲撃の・・襲撃されるほうの桂小五郎メインなお話でした。(桂は池田屋にはいないけど) 史実にうまくフィクションを混ぜて感動ストーリーを作るのが素敵に上手い劇団なので、今回も桂とそして火消し組達とのお話という感じでした。
火消しの「ひ組」の柱である兄弟達(血の繋がりはない)の末っ子「ましら」という女の子が、桂と出会い、お互いに惹かれあいつつ変化していく、というようなストーリーでした。もっともっと込み入っているけど。いつもはものすごく泣かせなお話なんだけど今回は悲しいというよりもなんだか爽やかな感動で終わるようなお話で、初めてZAPPAみて泣かなかったなぁ!wいつもはびーびー泣きはらしたあとに友達に差し入れにいくのでちょっと恥ずかしかったんだよw
ましらは男の子みたいに活発でちょこまかと飛び回ったりするんだけど桂との恋は甘酸っぱくてすっごくかわいかったなぁ!ちょっと桂はヘタレ気味というか信念はあるけど何もできていない・・って感じだったけど。ひ組やめ組たちの「火消し」に対する熱い思いだとかがすごくよかった!いがみ合っていた二組(というかライバル)がなんだかんだ最後には力をあわせて火に立ち向かうのとか。それでひ組の一番大きいにーちゃんが兄弟を助けるために身を挺したりだとか・・・。つらかった・・。 ましらもそのショックで「自分のせいで兄ちゃんは・・」と遊郭に逃げ込むけれど、桂の言葉を思い出して復活したりだとかが。・・ちなみにましらは通り名(?)で本名は松、源氏名として幾松、とでたときに「!!!!!」とオモタ(´;ω;`) そっか、ナルホド・・・!そういう結び付け方すきなんだよね!ヤラレタなー。(´;ω;`)
やっぱりZAPPAはすごくすきだなー!ステージ上の気迫も尋常じゃなくてすごく熱いものをいつももらうんだよね。そして友達が声を枯らしながらも懸命にがんばっていた姿をみてほんとに打たれたな。ステージ上というのは本当にわたしからは天と地も違う全く神聖な場所で、その上で人を感動させるほどのお芝居を皆で一丸となって創り上げてるんだもの・・・。漫画って全て一人だしね。対称的なものだよね。でも、いっぱいパワーもらったっす!おいらもがんばるぞおおーーー!!!(>▽<)
あ、今回はあの客演(?)の、山口勝平さんに声が酷似している役者さんいて、セリフ聴くたびにモエまくりましたwwwwちなみに吉田稔麿の役でしたwwwああー・・ほんっっっと似てるんだよなああ!!!><