pnishプロデュースvol.5『リバースヒストリカ』

pnishプロデュースvol.5『リバースヒストリカ』@スペース・ゼロ
【CAST】鷲尾昇(*pnish*)
栩原楽人/柳澤貴彦/倉貫匡弘/荒木健太朗(Studio Life)/滝口幸広/井上優/長谷川哲朗/別紙慶一/上原健太(扉座)/富田昌則(ACファクトリー)

感想遅くなりました。2公演観に行って参りました。
あらすじをちらっと読んではいたのでなんとなくこんなかんじかなーとか妄想しながら観にいったのですけど、想像とはちょっと違ったかんじだった。(笑)あらすじはこんなかんじ

<あらすじ>(公式サイトより)
戦国時代を舞台にした自主制作映画を作るメンバーたち。撮影前のお祓いに現れたのは、祈祷師…ではなく霊媒師だった!?
ひょんなことから織田信長豊臣秀吉明智光秀ら戦国武将たちを現世に降臨させてしまう。現世でまた天下を獲ろうと暴れまわる武将たちを、あの世に追い返すべく立ち向かう中で、歴史に残る「本能寺の変」の知られざる真実が浮かび上がり…?

かなりギャグというかコメディがちりばめてあってところどころで笑えた。はじめて観たときは現世での本人達のキャラがわかりづらいままで明智光秀とか降臨してしまうので元の人達の関係性がよくわからなかったけど、武将たちのキャラがものすごく立っているのでそこからはわかりやすかったと思う。(大勢いけめそが出てくると誰が誰だかよくわからなくなってしまうのw)逆に後半のほうで憑依される人達は現世の本人のキャラも濃く、且つ武将(?)のキャラも濃かったのですごく面白かった。
中でも本当にオイシかったのがやっぱ井上さんだったwとゆーかすごかった・・・。現世ではひたすらブサイク不細工言われきもいうざいで蹴られ殴られなじられ・・・なのにそんなヤツに憑依しちゃったのが森蘭丸て・・!!wwwwww 蘭丸、あまりにも不細工に憑依してしまったためにショックで鏡を見ながら泣き崩れるという・・wwwwwwwwww光秀からさえも「・・・残念だ・・」といわれ、信長からは「気にするな。それは仮の器なのだから。」と励まされるが、喜びで「信長さまぁ・・!><」と抱きつこうとするとげしっ!!と殴られ「!?(;□;」となっていると「すまん・・なぜか無意識に」と。そしてまた泣き崩れる・・・・・  ああああああああああ蘭丸ぅぅぅぅー!!><かわいいよ蘭丸ぅぅ!!!。゚(゚´Д`゚)゚。 それでも健気に信長のもとにつき。
後半、というか皆憑依されると、映画撮影のために用意してあったという衣装を身に纏うのだけど、これがすっっごい綺麗でかっこよかった・・!カラーもそれぞれ違ってて。信長=黒(と赤)、光秀=緑、秀吉=金、光成=青、蘭丸=紫、利家=茶、そして憑依はされてないけど着てきちゃった売れっ子俳優のトモキは白、みたいなかんじで。はじまる前から「今回の衣装はすごいですよ!」と言われていたけど、本当に凄かった!絶対カネかかってる!かなり豪華で良い布地を使っていたと思うしデザインもすっごく格好よかった・・!!!衣装だけみていても全然飽きないくらい。めちゃくちゃ好みだった・・・!唯一蘭丸はやっぱり女性のような着物だったんだけど本当にこれ綺麗だったなぁ・・・。合わせが逆だったのがやはりきになるけど・・・。
殺陣もてんこもりで、とにかく舞台上も花道も客席も常に誰かが走りまわってるってくらいに動きまくるステージだった。かなり迫力!殺陣も、SEもすごくよかったし、動きのひとつひとつがカタチが綺麗にきまっていて、見ごたえあったなぁ。無造作なチャンバラというよりは、チャキッ!と構えてる姿だとか刀だとかがいちいち格好よくて溜息でるほどだった。殺陣の動き、衣装、キャラクター、全てが絶妙にまざっていて観ていてすごく楽しかった。
お話は、ところどころ「ん?」と思う部分もあったけど。例えばわたしが一番気になったのは、あんなにチャラチャラしていたトモキが後半、光秀に対してすごく感情移入して立ち直らせる・・みたいなのが、なんだか突然すぎるような気がした。トモキの中でなぜそういうふうになったのか、その理由や説得力が薄い気がした。それもあって、最後の最後という場面でトモキが「敵は本能寺にありぃー!!」と叫ぶところでも、ちょっとついていけなかった。
いろいろあるけど、でもとにかくこの舞台みててもう蘭丸のことしか出てこないかもしんないやwそりゃわたしがファンだからっつーのも大きいけど、そじゃなくても蘭丸があまりに凄かったので、蘭丸が出てくるたびに客席が沸いていたw 利家と蘭丸は同時に降りてきてたけど、利家が「なんだかおかしな身体に降りてきたのぉ」みたいにぶつぶつ言っていると「前田殿は十分だと思いますがっっ!?!?!?」と真顔で怒鳴りつけるとことかすっげーよかったwwwww あと、中島(わっしーさんのキャラ。へたれ映画監督でこの物語の主人公)対蘭丸での戦いがもうwww中島は何故か町娘の格好をしてきて、蘭丸と一騎打ちするんだけど「このブスッ!」「あんたのほうがブスよっ!」「うるさいわねあんたよブスッ!」「そっちがブスツ!」と不毛な言い争いをしていたりだとか(www)、その最中に蘭丸がまた泣き崩れて「わたしだってこんな身体に降りたくて降りてきたんじゃないわよぉ・・・。」とめそめそ泣いていて(かわいいいい!!!)、町娘中島がちょっと励ますんだけど「そ、そんなに美しかったんですか・・?」と語りかけると突然いきいきと立ち上がった蘭丸が「そりゃそーよっ!私がどれだけ美しく(以下略)」「ちょ、ま(きいてねーなこいつ)」「森蘭丸のぉぉぉー、美しさ伝説ぅぅぅーー、そのいちぃーー」「いやここじゃなんなんであっちで」「ああそうね、森蘭丸のぉぉーー美しs」「(げしっ)だからあっちで」「あらごめんなさいつい・・・森蘭m」「(どげしっ)だからあっちって言ってんじゃねえか!!」というコント(www)がすごい面白かったwwというか和んだwww
蘭丸はほんとにかわいかったのぉぉーーー。゚(゚´Д`゚)゚。あまりにかわいくてきゅんきゅんしたのぉぉぉ。゚(゚´Д`゚)゚。ほんとにだいすき!!!。゚(゚´Д`゚)゚。。゚(゚´Д`゚)゚。
ストーリー的には、本物の武将たちが降りてきたことによって本能寺の変の謎が解明された、というところも面白かったな!実はこうだった・・!っていうのが秀吉によって明らかになって。またそれも光秀の葛藤と結びついたりして、いろいろが絡み合って。 信長とかすっごいかっこよかったなぁ・・・。うっとり・・・。しかもすごいヘタレに憑依してしまったもんだから(ちょっと動いただけで肩はずれちゃうほどのダメっこww)信長がうまく立ち回れなかったり、光秀の神経質なかんじとかすごくうまく演じていたと思うし、祈祷師(wwwwwwww)とかすごくいい味だしてた!リアルジャンニーニ!!wwwww
ところで井上さんが出る回のトークショウも観て、井上さんが「こんな顔だったのでこの役をもらえました!^^」だとかはきはきと言っていたのがやたらと印象に残った・・・wwwwちょ、そんな、すぐるんぱーwwwwww。゚(゚´Д`゚)゚。 いやしかしあの中にいてもさすがにトークショウの場慣れしているのか、井上さんはトークが自然であった・・!経験値、いきてるねえ(´;ω;`)
そんなかんじで、支離滅裂なんですけどリバヒス感想でしたー。あ、こっそり別紙さんにもちょっと惚れそうになりましたwべっちんさん、はじめて拝見したんですけどすごくよかたー!(´∀`*) あと信長役の倉貫さんがやたらといくたとーまに、光秀役の荒木さんがたまにこきたんにみえましたwwwたぶんあんまし似てないと思うんだけどぉぉーーwww