第六大陸

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)

再読。友達から借りてる本なのだけど・・ なんかこう、思いっきり理系なところとか、技術云々とかもう大好き!ハードSFに分類されるものだということだけど、SFなんちゅーものはほとんど読んだことがなかったけれどSFのイメージが変わったなあ。なんかすごく、未来的でエヴァのプラグスーツみたいの着てコンピューターを操ってたりアンドロイドとか・・・みたいなイメージしかなかったんだよねSF。でもこれ、めっちゃ近未来!10年後とか数年後とかの日本の話で、出てくる技術もそもそもどれが今可能でどれが創作なのかもわからないほどにリアリティがある。
月へ建造物を建てて一般客を呼ぶ・・という計画をいかに実現していくか、という話なのだと思うんだけど、その一個一個の過程と、技術者達がもんのすごくいい!!! ・・てか、あたし、ほんっとに理系男に弱いんだよねえ。ほんと弱い。萌えるし惚れる。ところで一技術者と天才なお嬢様・・という組み合わせが森博嗣さんを連想させられて、余計にじわじわときたのかもしれない。なんだろうねこの組み合わせってゴールデンペア的なところあるのかな。ギャップ萌えかなー。絵的にもいいしな。
やはり良い作品というのは再読でもゾクゾクとするほど打ち震える感覚がくる。のめりこんで読んでしまった。おかげで睡眠時間がー。(いつものこと)
小川作品をもっと読んでいこうかな!友達にまた聞いてみよう。