ゲキ×シネ「朧の森に棲む鬼」

興味はあったのだけど、お誘いいただかなかったら観にいかずに終わっていたかも。そしたら知らないわけだから後悔もなかったかもだけど今なら言える、行かずに知らずに終わらなくてよかった・・!(まどろっこしいな)とにかく行って本当によかったと思ったのです。春日さんありがとう・・・!
で、感想を書こうかとも思ったんだけど、全然感想が出てこないんだ。前述のように「うおおおおおお!!!!」しか出てこないの。凄い。本当に凄い。そんな言葉しか出てこない。 観たことのない人にはただひたすら「いいから観てくれ!観ればわかる!四の五の言わずにまず観ろ!」それしか言えません。まじ、おすすめです。
内容に関することでないところでならいくらでも。
新感線の舞台ってあたし初めて観たんです。(これはナマではないけれど) この作品がその王道なのかそうでないのかすらよくわからないけれど・・・ こ、こんなに素晴しい舞台を作れる劇団なんだったら是非ナマで観てみたいいいい!!!とひたすら思ってしまいました。どうしよう・・・(おろおろ)
とにかく「うおおおおおおおお!!」しか言えないほど興奮したくせに(くせに?なのか、だから、なのか)努めて冷静に色々思ったことを書かせていただきますが、物凄い感動したのはとにかく「シナリオ」と「役者さん」でした。この話すげーよ・・・なんだこの完成度。ストーリーの持っていき方、伏線の巧さ、ストーリーの幕の閉じ方、溜息が出るほど素晴しかった。話の起の部分からしてどういう結末になるのかは予想できるのに、そのラストへ向けての演出が本当にうまい。それはひいては役者さんの巧さに他ならないのかもしれないけれど。 染五郎さん・・・凄まじかった・・・。冒頭から結末までのキャラクターの移り変わりがものすごく・・!ぜんっぜん違う人になってるんだもの。あの狂気の演じ方は凄い。
そうそうもうひとつすっげーな!と思ったのはその有り余るほどの個性に満ち溢れたキャラクター。うめええええええええ!!!!!!どのキャラクターも魅力的で、各々に感情移入できてしまって、それぞれがすごくすごくすごく輝いていた。選びきれないけど選びきれないけど・・!でもやっぱり特筆すべきは阿部サダヲさんかな・・!もうもうなんなのあのひと・・・!(´;ω;`) キャラもあるけど出てきただけでほっこりしてしまう愛すべき人。終盤は出てくるだけでほんとに涙がこぼれました・・(泣きポイントはサダヲさんだった・・) あとは女性陣がものすごく・・・!素敵にかっこいくてかわいくて本当に本当に素晴しかった・・・!
舞台上のセットもその作りや配置からすんごく絶妙で、ただキレイっていう意味じゃなくてどれもこれも美しかった。ライティングの色もタイミングも目を見張った。SEですらも本当にどれも・・・!
あと、これってただ市販されてるDVDを流してるってわけじゃないんだよね?カット割から音からゲキ×シネ用に作ってる・・・よね?映画館で観るのに最適なものに作ってる気がした。
新感線というか役者さんというか、その作り込みとか自らの入り込みっぷりが凄まじくて、何度もぞくぞく鳥肌が立った・・・。ていうか、人が死ぬシーンでの演出がもんのすごおおおおおおおおく怖くて怖くて怖くて全身が寒くなりました・・・・・・・すげえすげえすげえすげえ(´;ω;`)   でもものっすごくギャグの入り方がうまくておもしろくてハラ抱えて笑ったりもしたし。そういうところでも私のツボに思いっきりジャストミートしたのでした。
やべえ・・・はまるよおおおおお(´;ω;`)
うーんうーんうーん凄いとかうまいとか漠然とした形容詞しか使ってない!けどこれを具体的に感想述べるのなんて無理!!!>< とにかく観てえええ!!!としか言えないよぉぉぉぉ(´;ω;`)

いやあもーーめっためた衝撃受けました。良いモノいっぱい取り込んだ気がした!もうどのくらいあたしの創作意欲刺激されかたわかりません(T▽T) 個人的に今話作りで漠然と行き詰ってる部分もあったのですが、なんかすっぱーーーん!!!といい意味でぶん殴られた気がして、やーもーめっちゃ気持ちイイです!(T▽T) いいもの描けるきがするぞー!!!そういうカンチガイ重要(笑)がんばるぞう!うっしゃ!
本当に楽しかった!!話に好みはあるかもしれないけど、観てソンはないです絶対に。 ・・・・にゃあああああああ!!!!!じたばた!!(まだ叫んでる)